
はい、Kamekichiです。
先日、ECOVACS社のDEEBOT OZMO T8というロボット掃除機を導入し、使ってみた感想などを綴りました。
ワイの家ではロボット掃除機とスマートスピーカーを連携して、音声による操作で掃除をしてもらっています。
それ以外にもスマートスピーカーを通して音声で電気を付けたり消したり、テレビやエアコンを操作できる環境を構築しています。いわゆるスマートホームです。
ということで今回から我が家のスマートスピーカー活用法とスマートホームの構築方法を綴っていきたいと思います。

その間にちょいちょい妊娠ブログや雑記がはいるかもしれないので、テクノロジーのカテゴリーで追って読んでくださいませ。
おおよそ以下の内容を順番に綴っていく予定です。
- スマートスピーカーの選び方 ← 今回はここ
- スマートスピーカーの使い方
- スマートリモコンの選び方
- 音声で家電操作しよう(基礎編)
- 音声で家電操作しよう(応用編)
目次
スマートスピーカーって何奴?
まずスマートスピーカーとは、「インターネット(Wi-Fi)に接続」し、「AIアシスタントが人の音声を認識」し、「質問やお願いに応えて」暮らしをサポートするワイヤレススピーカーのことです。
インターネットに接続しなくてもBluetooth接続で通常のスピーカーとして使うこともできるけど、スマートスピーカーの本領を発揮させるためには、インターネットの接続は必須です。なので家に常設のインターネットがあった方が安定して稼働させられますね。
スマートスピーカーにはAIアシスタントというのが搭載されていて、こいつが人の音声を認識して、質問やお願いに応えてくれるんです。スピーカー(箱)の中にAI(プログラム)がいるんですね。
よくある質問で、「Amazon Echo」と「Alexa(アレクサ)」って同じじゃないの?何が違うの?というのがありますが、
Amazon Echo | 箱。マイク、スピーカー、インターネット通信などの役割を持ってる。 |
Alexa | AIプログラム。マイクを通じてきた音声を認識し、インターネットを使って処理をし、スピーカーを通して返答する。 |
という感じですね。iPhone(箱)の中にSiri(AIプログラム)がいるのと同じです。
販売されているスマートスピーカーの商品名は、スピーカー(箱)の名前が付けられてるんですね。
AIって何奴?
AIとは人工知能(Artificial Intelligence)のことで、人間の知能を表現したプログラムです。ワイら人間が扱う音響や画像といったデータの特徴をプログラムされているため、人間のような振る舞いをすることができるんです。

厳密にAIのことを説明するとちょっと違うけど、ここでは簡単に説明してます。
スマートスピーカーに搭載されているAIは音声認識ができます。音声認識とは、コンピュータ(プログラム)によって人間の音声データを文字データに変換する技術です。周波数などのデータを用いて人の音声を解析するんですね。解析した文字データを使って、インターネット上にある膨大なデータを検索したりし、その結果をスピーカーで返答してくれるんです。
AIというのは仕組みが複雑で難しいけど、、ただ単にルールに基づいて動くだけじゃなくて、人間が持つたくさんのデータを使うことでいろんなの仕事ができる奴ってことですね。(まとめが雑)
スマートスピーカーでどんなことができるの?
ワイの家にはAmazon Echo Dot(第3世代)がおり、キッチン/リビングの天井近くにあるコンセントに設置しています。

ワイらの日常ではスマートスピーカーを以下のように使ってます。
- 「明日の天気は?」と言って天気予報を聞く。
- 「◯分後にタイマーを鳴らして」と言ってタイマーをセットする。
- 「Adoのうっせぇわを流して」と言って音楽を聴く。
- 「おはよう」と言って電気とテレビを付ける。
- 「いってきます」と言って電気、テレビ、エアコンを消す。
- 「おやすみ」と言ってテレビを消して、常夜灯にする。
- 「ディーボットで掃除して」と言ってロボット掃除機で掃除する。
(「ディーボット」はロボット掃除機の製品名です。)

他にもラジオを聞いたり、買い物ができたりしますがウチでは使ってません笑
更にはスマートスピーカーに好きな「スキル」を追加することでやれることを増やすことができます。「スキル」というのは、スマホでいうアプリで、インストールすることで機能が追加されるものです。
家の中で失くしたスマホを探してくれるスキルや電車の乗り換えを教えてくれるスキルなどたくさんあります。

便利でしょ?スマートスピーカー単体でも天気を聞いたり、音楽を聴いたりできて便利やけど、シーリングライトやテレビの操作までできると、特に買い物して帰ってきた時や子供をだっこしている時に非常に助かりやす。
スマートスピーカー単体では家電の操作まではできず、別途スマートリモコンなるものが必要です。最終的にスマートスピーカーとスマートリモコンを連携させることで音声による家電の操作ができます。

スマートスピーカーの選び方
今やスマートスピーカーの製品はたくさん販売されています。どの製品を選ぶといいのかポイントを見ていきましょう。音質や防水など、細かいところを見ると大変ですが、まずは大きく2つのポイントを押さえるといいと思います。あとは懐との相談ですね。
各社のスマートスピーカーの特徴
各社が出しているスマートスピーカーの特徴は以下のとおりです。
AIアシスタント | 代表的な製品 | 特徴 |
Alexa | Amazon Echo | 連携できる家電が豊富。 Amazonで買い物ができたり、Amazon Musicで音楽を聞いたりできる。 ディスプレイ付きではAmazon PrimeやNetflix、YouTubeを見ることが可能。 |
Google アシスタント |
Google Nest | 連携できる家電が豊富。 GoogleマップやYouTube MusicといったGoogleの各種サービスに対応。 ディスプレイ付きではYouTube、Netflix、TELASAを見ることが可能。 |
Clova | LINE CLOVA Desk | LINEで繋がっている相手とメッセージの送受信、通話が可能。 ディスプレイ付きではLINEビデオ通話もできる。 |
Siri | Apple HomePod | 初期設定から音楽再生までiPhoneとの連携がかんたん。 利用するには必ずiPhoneまたはiPadが必要。 |
Alexa/Google アシスタント |
Bose Portable Smart Speaker |
音響メーカーとして有名なBOSE製で、重低音が良く迫力ある音質が特徴。 AlexaとGoogleアシスタントの2種類のAIアシスタントを搭載しており、 どちらを使うか設定で切り替えられる。 |
それぞれ特徴がありますが、スマートスピーカーを選ぶ1つのポイントは、どんな機能やサービスをよく使っているかですね。ワイの場合、スマートスピーカーを導入する以前からAmazon Primeに加入して買い物したり、音楽を聴いたりしていたからその流れでAmazon Echoになりましたね。

LINEも使ってるけど、、うーん、、音声でLINEを操作する必要性をあまり感じないですねぇ。ワイの場合ね。
いま気になってるのはBOSE製のスマートスピーカーですね。重低音のある音質で対話してみたいですね笑。しかもAlexaとGoogleアシスタントのどちらにも対応してるのがいいですね。ただ、さすがに価格が高いですね汗。予算があるなら試してみてもいいかもしれませんね。

ワイは、確実にワイフの許可が下りない気がします。
対応している音楽配信/動画配信サービス
各AIアシスタントが対応している音楽配信サービスと動画配信サービスは以下のとおりです。自分が使っているサービスと照らし合わせてみてください。
Alexa | Clova | Siri | |||
音楽 | Amazon Music | ◯ | × | × | × |
YouTube Music | × | ◯ | × | × | |
Apple Music | ◯ | ◯ | × | ◯ | |
LINE MUSIC | × | ◯ | ◯ | × | |
Spotify | ◯ | ◯ | × | × | |
AWA | ◯ | ◯ | × | × | |
dヒッツ | ◯ | ◯ | × | × | |
auうたパス | ◯ | ◯ | × | × | |
動画 | Amazon Prime Video | ◯ | ◯ | × | × |
YouTube | ◯ | ◯ | ◯ | × | |
Netflix | ◯ | ◯ | × | × | |
Hulu | ◯ | ◯ | × | × | |
Apple Podcast | × | × | × | ◯ | |
AbemaTV | × | × | ◯ | × |
ディスプレイの有無
スマートスピーカーを選ぶもう1つのポイントがディスプレイが必要かどうかですね。ディスプレイが付いているものであれば、動画配信サービスで動画を観たり、ビデオ通話で電話をしたりすることができます。また、天気予報やマップなどの情報を視覚的に見ることができます。視覚情報が欲しい、動画・映画が観たいという方はディスプレイありを選ぶといいでしょう。
ワイは動画や映画は、PCやテレビなどを使って大画面で観る派なので、音声で対話できれば十分だと思い、Amazon Echo Dot(第3世代)を選びました。壁に配置できるほどのコンパクトさも決定点ですね。
ただ、ワイの両親にはAmazon Dot Show、ワイフの両親にはGoogle Nest Hubと、ディスプレイありのスマートスピーカーをプレゼントしました。どちらの両親もITリテラシーがあまりなく、視覚情報がある方がいいと思ったので。
AIアシスタント | イメージ | 製品名 | 価格 | ディスプレイ | カメラ |
---|---|---|---|---|---|
Alexa | ![]() | Amazon Echo Dot (第3世代) | ¥4,980 Amazon | × | × |
![]() | Amazon Echo Dot (第4世代) | ¥5,980 Amazon | × | × | |
![]() | Amazon Echo (第4世代) | ¥11,980 Amazon | × | × | |
![]() | Amazon Echo Show 5 (第2世代) | ¥8,980 Amazon | 5.5 inch | ◯ | |
![]() | Amazon Echo Show 8 (第2世代) | ¥14,980 Amazon | 7.0 inch | ◯ | |
![]() | Amazon Echo Show 10 (第3世代) | ¥29,980 Amazon | 10.1 inch | ◯ | |
Google アシスタント | ![]() | Google Nest Mini (第2世代) | ¥5,800 楽天 | × | × |
![]() | Google Nest Audio | ¥8,980 楽天 | × | × | |
![]() | Google Nest Hub (第2世代) | ¥9,900 楽天 | 7 inch | × | |
![]() | Google Nest Hub Max | ¥28,050 楽天 | 10 inch | ◯ | |
Clova | ![]() | LINE CLOVA Friends mini | ¥5,015 楽天 | × | × |
![]() | LINE CLOVA Friends | ¥2,950 楽天 | × | × | |
![]() | LINE CLOVA Desk | ¥9,950 Amazon | 7 inch | ◯ | |
Siri | ![]() | Apple HomePod mini | ¥11,880 Apple | × | × |
![]() | Apple HomePod | ¥36,080 Apple | × | × | |
Alexa/Google アシスタント | ![]() | Bose Portable Smart Speaker | ¥38,739 Amazon ¥38,739 楽天 | × | × |
![]() | Bose Smart Speaker 500 | ¥46,530 Amazon ¥51,500 楽天 | × | × |
おわりに
スマートスピーカー、AIアシスタントについて理解できたでしょうか?
各社さまざまなスマートスピーカーを出していて悩みどころですが、自分のライフスタイルに合わせて選ぶといいとでしょう。
スマホに比べて、スマートスピーカーは補助的な機器になるケースが多いと思います。スマホは使いづらかったりすると今や生活に支障が出てくるレベルですが、スマートスピーカーは生活に浸透しないと使わなくなります。天気予報を聞いたり、タイマーを設定したりする程度の使い方だと浸透しないと思います(人によるとは思いますが)。
正直、LINE製とApple製は未知数ですね笑。BOSE製は中身がAlexaとGoogleアシスタントなので予算が許せば選択肢としてアリですね。やはり世界シェアとしてはAmazon製とGoogle製の2強がダントツです。
スマートスピーカーの本領は、何と言っても家電操作にあるとワイは勝手に思ってるので、設定のしやすさや汎用性があるものを選ぶといいですね。そういう意味でもAmazon製かGoogle製が安心かと思います。

ワイ的にはAmazon Echoシリーズがおすすめやね。設定しやすいし、汎用性が高いし、デザインも好きやしね。次回以降もAmazon Echoを使ってスマートホーム化を紹介するで。
次回はスマートスピーカーの設定と使い方について書いていきまーす。
ではでは。