2021
9
Aug

出産・育児

転職後すぐの妊娠。退職を考える前に知ってほしい心の保ち方と制度やお金の話-前編-

こんにちは、初妊婦生活も折り返し、妊娠6ヶ月目に突入しましたHarusaiです。

 

でも、ここまでくるのにいろいろな悩みや気苦労がありました…

30歳前後、退職・転職に結婚・妊娠、女性に難しいお年頃。

難しいお年頃というお話はこちらの記事で。

 

結婚して1年も経つと生活スタイルが見えてくると同時に、

今後の仕事について働き方を考え直したり、

一定の業務経験ができてきた中で、今後どうキャリアを作っていくか考えた末

転職を考える人も少なくないのではないでしょうか。

 

まさに私もそのひとりです。

 

28歳で結婚をして、今後の働き方、キャリアを考えた時、

Harusai
Harusai

30代の転職、実績やマネジメント経験が問われて、徐々に転職難易度が上がってしまう…
子どもを授かってからの転職はさらに難しいかもしれない…

そんな思いがよぎり、29歳で転職活動を行い、誕生日を迎えて30歳で転職をしました。

 

さらに、30歳、結婚して2年、

Harusai
Harusai

仕事も大事だけど、、子どもを授かりたい……(切実)
今は5.5人に1人が不妊に悩む時代、すぐに授かれるかどうかだって分からないんだから…

そんな切実な思いから「妊活」を始めました。

 

運よくすぐに妊娠でき、転職後すぐの妊娠となった経験を踏まえ

 

今の職場で働きたいにも関わらず、どうしても申し訳なさ等から頭をよぎる「退職」に対して、

退職を考える前に知ってほしい心の保ち方と制度やお金の話を前編後編でお届けします。

 

まず前編は心の保ち方について、大きく3つのことを意識していました。

 

転職後の妊娠で心を保つために意識したこと

 

政策や制度など、国の大きな動きを知っておく

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  • 「女性活躍推進法(女性の職業生活における活躍の推進に関する法律)」

「働きたい」と考える女性が、無理なく活躍できる社会づくりを目指すということで

2016年4月に施行された法律です。

罰則はありませんが、2019年5月の改正法で、対象事業主も広がっています。

 

えるぼし認定という、女性活躍推進法に基づいた基準を一定数満たしているかつ、

より女性の活躍推進に取り組んでいる企業に与えられる認定制度も設けられているので、

これから転職を考えられている方など、ぜひチェックされてみてはいかがでしょうか。

 

「採用」、「継続就業」、「労働時間」、「管理職比率」、「多様なキャリアコース」の5項目が基準になっています。

 

  • 安心して子どもを産み育てることができる環境の整備

「子ども・子育て支援新制度」が平成27年度施行され、

子ども・子育て支援関連の施策や給付について一定の拡充がされています。

 

地域の実情に応じた子ども・子育て支援を行うために、

より身近な市区町村が実施主体となっておりますので、

ご自身の都道府県や市区町村の取り組みを確認されてみてください。

 

妊娠・出産時には、「妊娠検査費の助成」「出産育児一時金」「児童手当」が妊娠した人すべてが対象となる制度としてあります。

 

ネットで転職後の妊娠発覚を調べると心無い書き込みが沢山あり、

思い込みに釣られて、職場でも必要以上にどうしようもないことを勘ぐってしまったり。

 

一個人の意見に左右されたり、被害妄想を膨らませていては、いくつ心があっても足りないので

 

大きな視点で、国の現状やそれに対する国の動きを知っておき、

具体的にどんな支援があるかを調べていくと、勿論足りない支援部分もあると思いますが、

思ったよりも沢山の支援があることが分かると思います。

 

「国をあげて、働く女性、子育て女性は応援されている」

その確かな事実を理解しておくは、思った以上に心を支えてくれます。

 

頑張り過ぎない 

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妊娠中は、初期には苦しいつわりに始まり、貧血や体力低下、お腹の張りなど

「普通に」働くことがとても難しい。

 

でも転職したばかりで”周りに迷惑をかけてしまう”という思いが先行し過ぎると

多少の体調不良でも無理してしまうもの。

 

働く環境はひとそれぞれ、「無理をしないこと」というアドバイスに対して

そんなの無理!と思ったり、逆にプレッシャーとしてのしかかることもありますが、

「無理して働いた方が迷惑がかかる」ということは実際あるのではないかと思います。

 

無理して働いた結果、もし切迫早産となったら予定の産休時期よりも早く休まなければなりません。

限界まで周りに黙ったまま無理して働き続けた結果、

医師の診断で突然休まざるを得ない状況となり、職場に迷惑をかけてしまう可能性もあります。

 

私の場合は自分の中で最低限ここまで頑張るというラインを決め、

それ以上は体調次第で頑張れないことがあっても、甘んじて容認していました。

 

例えば、私の職場では妊娠すると時短勤務をする人が多かったものの、

時短勤務はしないかわりに、体調次第で残業は無理にしない。

その分業務時間中に成果を出せるよう、徹底的に効率を考えて仕事をする。

 

(自分がチームのシフト作成担当だったので)上司と相談の上テレワークを多めに設定させてもらい、

最低限シフト通りにオフィス勤務できればOK。

業務により、体調が良ければ追加のオフィス出勤をするようにするなど。

 

大層なことではないですが、

自分の中でここまでは頑張るという 実現可能性の高い最低ラインを引いておくと、

 

定時まで仕事をできただけで、時短をせず業務時間いっぱい自分なりに効率的に業務を進められたことに満足できたり、

そこまで深く自分の業務に関係しない定時後の会議に任意で出るか聞かれた時、断ってしまっても、

自分で決めた基準に沿っているので、

その分事後のキャッチアップフォローや他業務で頑張ろうと割り切ることができました。

 

また、最低限ここまではやるという業務の進め方をしていくと

上司も安心できたようで徐々に信頼関係もでき、

自分自身も心に余裕が出て 意外と+αの頑張りができ、効果的だったように思います。

 

ちなみに、体調が悪い時期には素直に

万が一の時にはお休みさせていただくかもしれない旨をそれとなく伝えておくと、

心に余裕が出る上、休まず働けただけで何だか頑張れた気分になります。

 

妊娠中、心の余裕は体調に直結するようにすごく感じており、

心の余裕をいかに確保するかを常に意識していました。

 

信用貯金を貯める

産休は雇用形態や雇用された時期に関わらず、妊娠した働く全女性に与えられた権利です。

でも、産前休暇は本人が希望しなかった場合、取得しないこともできます。

 

休むとどこかに業務のしわ寄せがいってしまう。

当初「休んではいけない」そんな無意識の思い込みに支配されていました。

 

でも、無理してぎりぎりの中で働き「休まない」と宣言したのに休まざるを得ない状況となってしまって迷惑をかける可能性があるのならば、

産休をとりやすい状況にするため「信用貯金」を貯め、産休に入る際迷惑がかからないよう根回しをしておくことも重要ではないかと考えるようになりました。私の場合は、結果チームに一人人員補強がされることになりました。

 

私の考える「信用貯金」は、仕事の成果と人間関係の積み重ね

 

この人は制約がある中でも、自分でできる業務を模索してどんどん学び、価値を提供してくれる、

そう思ってもらえたら休み明けもしっかり仕事をしてくれると思ってもらえると信じています。

 

また、難しいのが仕事ができることと一緒に働きたい人は別な場合もあるということ。

仕事で誠意を見せることはもちろんですが、自分の成果ばかりを追い求めるのではなく、

また一緒に働きたいと思ってもらえるよう、チームメンバー一人一人とのつながりを作ることを意識していました。

人間関係は、はかりにくい複雑な部分もあり未だに手探り状態ですが…。

 

産休後、育休まで取得すると、もしかすると異動などで一緒に働く人は変わるかもしれません。

それでも人伝に伝わる情報も多く、組織は狭いものでまたいつ一緒に仕事をさせてもらうか分からない中、

「信用貯金」を貯めておく姿勢はやっぱり重要に思います。

 

おわりに

転職後すぐの妊娠は、体調変化や気苦労も多く、なかなか一筋縄にはいきません。

 

それでも一つだけ言えることは、

真摯に仕事に向き合っていれば応援してくれる人は必ずいるということ。

 

働く中で目指したい夢、子どもを授かりたいという気持ち、

両者を諦めないことが、私たちの母世代より実現しやすくなっていることは確かです。

 

自分の気持ちを大切に、国の後押しをバックに、

無関係な人の思い付きの心無い言葉は華麗にスルーして、

応援してくれる人とともにこの不安定な時期を乗り切って、

 

子どもを産み育て、子育てがひと段落つき、一仕事成し遂げた後に、

「あの時は頑張ったなぁ」と笑って思い出話に花を咲かせられる日が来ることを願います。